保健師新人時代に読んだおすすめの本

保健師
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 私は大学卒業後、看護師として働くことなく、自治体で保健師として働き出しました。まず最初に思ったことは、子どもの発達について勉強しなければ、でした。

 今回は、子どもの発達や乳幼児健診のために読んだおすすめの本について書いてみます。

保健師になって

 新人であれば、母子担当になることが多いと思います。私もそうでした。いざ仕事が始まり、乳幼児健診にスタッフとして入ったのですが、健診後に思ったのは、国家試験の勉強はしたけれど、その知識だけでは全然足りないでした。

 保健師は乳幼児健診に来た保護者が「来てよかった、自分の育児に自信がついた」等思えるような関わりや傾聴が重要です。知識の押しつけはかえってマイナスになることもあります。
 もし、専門家が必要な時は、その専門家につなげたり、チームでサポートするための調整能力が大切だったりします。

でも…それって
ある程度の知識があってこそできるんですよね。

 今まで学生で子育て経験もない、よく遊ぶ姪っ子や甥っ子もいない、乳幼児健診は実習で少し見ただけという私は、全くその域まで達していませんでした。 

 正しい知識がないと正しい判断はできません。

 今すぐ勉強しなければと思いました。

 仕事帰りに大きい書店で、いろいろな本を買って、仕事終わりや週末に勉強しました。

私がよく読んだおすすめの本

1.乳幼児健診における境界児―どう診てどう対応するか
この本はなかなかのお値段がするのですが、写真やグラフも多く、「こんなときどう対応したらいいか、体重増加不良がみられるときはどのようなことが考えられるか」など乳幼児健診が行われる時期ごとに書いています。めちゃくちゃ読みました。


追記:この方の本で上記の本よりも新しく、よさそうな本を見つけたので紹介させてください。


2.最新!初めての妊娠・出産新百科
 私が持っているものとは表紙も変わっていますが、これもよく読みました。親が読むということで、分かりやすく、写真がいっぱいです。国家試験では習わないけど育児一般の知識必要です。
私の持っているものは子どもの発達が月齢別に書かれているページがあり、とても重宝しました。


3.発達がわかれば 子どもが見える
 保育士さん向けの本ですが、子どもの発達についてとても分かりやすく書かれています。
社会性についても書かれていて、幼稚園や保育園でのできごとについても相談されたりするので、発達障害の本と合わせて読んでいました。


4.保育に役だつ子どもの健康+病気ハンドブック

 電話で病気の相談もあったため持っていました。最後のページに子どもの皮膚疾患の写真がたくさん載っていて気に入っていて、この本をよく読んでいました。


上記の本、今でも子どもに湿疹が出たときには、見返すほど愛用しているのですが、もう購入できなくなってしまったようです。

よさそうな本を見つけたら、またご紹介できればと思います。

3.4は保育士向けの本です。わかりやすく書かれているものも多く、書店の保育士コーナーでいいものはないかよく見ていました。保育士コーナーおすすめです。

 他にカウンセリングの本や日常生活支援の対応について書かれた本も持っているのですが、見つからず、また見つけたら追記します。

最後に

 保健師になりたての頃は、自分の経験や知識のなさにへこむことも多かったです。

 そんな時先輩に、そうやってなにかできることはないか一生懸命できる限り親御さんに寄り添うことはすごく大事なことだよと言われたことがあります。

 新人時代しんどかったけれど、あの時いろいろ悩んで頑張ったからこそ成長できたと思います。

 私の経験が誰かの役に立てば嬉しいです。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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